※料金・上限・仕様は変更される場合があります。申込み前は必ず公式の最新情報で確認してください。
マネーフォワード(クラウド確定申告)で何がラクになるのか

結論:
マネーフォワード クラウド確定申告は、銀行・カード明細を自動で集めて仕訳候補を出し、確定申告書類の作成までつなげられる会計ソフトです。
経費入力の負担を減らすカギは、明細の自動取り込みと候補の自動作成にあります。
個人事業主の記帳がしんどいのは、手入力そのものより「情報が散らばっていて思い出せない」「判断が毎回発生する」ことが原因になりがちです。
- 口座とカードと現金が混ざる
- レシートがどこかへ行く
- 何の支出か後から思い出せない
- 結果、確定申告前にまとめて地獄
マネーフォワードは、ここを「集める仕組み」に変えられます。
ただし、完全放置で全部終わるわけではありません。ラクにするコツは、次の流れを作ることです。
- 連携で明細が集まる
- 仕訳候補が出る
- ルールで候補の精度を上げる
- 週1回で確認して登録する
会計ソフトの価値は、入力を減らすより判断を減らせるかで決まります。


なるほど!毎回考えるのが一番しんどいもんね。
レシート撮影はプランで上限が変わる


レシート撮影(AI-OCR)をよく使う人ほど、プラン選びが大事です。特に月に何件まで無料で使えるか超えたらどうなるかを最初に押さえると失敗しにくいです。
運用の感覚としては「レシート枚数=AI-OCRの件数」に近いです(厳密には仕訳に添付するファイル数として扱われるケースがあります)。
AI-OCR(レシート撮影)上限の目安
| プラン | 月の無料枠の目安 | 超えた場合 |
|---|---|---|
| パーソナルミニ | 15件/月まで | 16件以上はアップグレードが必要 |
| パーソナル | 30件/月まで | 31件目以降は1件ごとに追加料金が発生 |
| パーソナルプラス | 100件/月まで | 101件目以降は1件ごとに追加料金が発生 |
※プラン・追加料金の単価は変更される可能性があります。最新条件は必ず公式で確認してください。
プランの選び方はシンプルです。
- カード・口座が中心で、現金レシートは少なめ:パーソナルミニでも回しやすい
- レシートが月30件前後で、現金払いもそこそこ:パーソナルが合いやすい
- レシートが月100件規模、小口の現金や立替が多い:パーソナルプラスが安心



え、レシートって撮り放題じゃないんだ…。










使い方次第で追加費用になりやすい部分なので、ここだけは先に見ておくのが安全です。
連携でラクになる範囲と、残る作業を正しく知る


連携でラクになるのは「集める」「候補を作る」まで。最後のチェックと例外処理は残ります。
ここを理解しておくと、期待外れになりません。
連携の基本フローはこの3段階です。
- データ連携で明細を自動取得(銀行・カードなど)
- 明細をもとに仕訳候補が作られる
- 内容を確認して登録(必要なら修正)
残りやすい作業(ここが落とし穴)
- 私用と事業が混ざった支出の仕分け
- 科目の最終判断(会議費・交際費・消耗品費など)
- 現金払いの入力(連携に出ない)
- 例外(返品、立替、手数料、分割のズレ)
大事なのは、残る作業を「少なくする設計」を先に作ることです。
次から、その設計を順番に作っていきます。










連携は自動入力ではなく、材料集めの自動化です。



材料が集まるだけでも、めっちゃ助かるやつだ…!
まずは銀行・クレカ連携から


経費入力を一番ラクにしたいなら、最初にやるべきは銀行とクレジットカードの連携です。
ここを整えると「入力するもの」が激減します。
おすすめの順番
- 売上が入る口座(または事業で主に使う口座)
- 経費が多いクレジットカード(できれば経費用に寄せる)
- 使っている人だけ:電子マネー、決済サービス
そして、ここが超重要です。
事業と私用を分けられる範囲で分けると、連携の効果が跳ね上がります。
分けられる人(おすすめ)
- 経費専用のカードを1枚作る/寄せる
- 事業用の口座を決めて、売上と経費を集める
分けられない人(現実的な落としどころ)
- 私用は「私用」として寄せる処理方針を決める(例:事業主貸)
- 迷う取引は摘要メモを残す(後から見ても分かる形に)
- 同じ店で混ざるなら決済手段を分ける(仕事はカード、私用は現金など)
「混在ゼロ」を目指すより、「混在しても崩れない」ほうが続きます。



いきなり全部分けるのは無理かも…。










最小でいいんです。まずはサブスクと交通費だけでも経費用カードに寄せると効きますよ。





それならできそう!まずそこからやる!
自動仕訳ルールで「直す作業」を減らす


連携で候補が出ても、毎回手で直していたらラクになりません。
自動仕訳ルールを育てて、登録を速くします。
自動仕訳ルールは、よくある固定費・繰り返し取引に強いです。
まず作るべきルールの例(用途がブレにくいもの)
携帯・ネット回線:通信費
決済手数料・振込手数料:支払手数料
広告:広告宣伝費
郵便・宅配:荷造運賃
文房具:消耗品費
定期購入の業務ツール:通信費(または支払手数料など、あなたの方針に合わせる)
ここでのコツは、最初から完璧を目指さないことです。
おすすめの進め方
- まず1週間:候補のクセを見る(あまりルールを作らない)
- 次の週:頻出10件だけルール化
- 月末:外れたものだけ微調整
注意点(失敗しやすいところ)
- コンビニ、ECモール、家電量販店など「用途がブレる店」は最初からルールにしない
- 表記ゆれでルールが外れることがある(外れたら修正すればOK)










ルールは作業を減らす投資です。頻出10件ができれば翌月が変わります。


なるほど、いきなり全部じゃなくて、よく出るやつから育てるのがコツね!
レシート撮影(AI-OCR)は「入口」として使うと失敗しない


AI-OCRは時短になりますが、万能ではありません。
うまくいく条件を押さえて「入口」として使うのが正解です。
AI-OCRが向いている人
- 現金払いが一定数ある
- 小口の経費が多い(備品、交通、カフェなど)
- レシートをなくしがちで、まず集約したい
よくある失敗
- まとめて撮って読み取りが崩れる
- 影や反射で誤読する
- 用途のメモがなく、後から結局迷う
- 税区分が絡むのに確認せず登録して手戻り
失敗しない撮影ルール(目安)
- 1画像につきレシート1枚(まとめ撮りしない)
- 上下の向きを正しく
- 影・反射を避けて、机の上で真上から
運用のコツ
- 撮影したら、その場で用途を一言メモ(取引先名、案件名など)
- 月末にまとめてやらず、週1回で登録する
- プランの無料枠を超えそうなら、撮影の使いどころを絞る(現金だけにする、など)



撮るだけで安心しちゃいそう…。










安心するのは登録まで終わってからです。あと、使いすぎる人は無料枠も意識しましょう。





よし、現金だけOCRにして、カードのは連携で回す!
週1回で回す「月次テンプレ」を作れば、確定申告前がラク


ためると苦しくなります。事業形態にもよりますが、週1回の短時間で回す仕組みを作るのが、いちばん効きます。
週1回(15分の目安)
- 連携明細を開く
- 仕訳候補を上から確認して登録
- 迷うものだけメモして保留(抱えすぎない)
月1回(30〜60分)
- 自動仕訳ルールの見直し(外れが増えたら修正)
- 私用混在の整理(私用は私用で寄せる)
- OCRの未処理や重複がないか確認
続く人の共通点
- 完璧を目指さない
- 迷う取引は「仕組み」で減らす(分ける、ルール化する、メモする)
- 曜日を固定する(例:毎週金曜)










週1回なら、思い出す負担が小さいまま回せます。



ためると怖いもんね…。私、金曜の午後に固定する!
よくある失敗パターンと、先回りの対策


失敗は「混ざる」「ためる」「過信する」に集約されます。
先に対策を打てば、ほぼ防げます。
失敗1:私用と事業が混ざりすぎて、判別できない
対策:決済手段を1つだけでも分ける/迷う取引は用途メモ
失敗2:ルールを作らず毎回手で直す
対策:頻出10件だけ先にルール化/用途がブレる店は後回し
失敗3:OCRを信じ切って見直さない
対策:金額と用途だけは必ず確認/週1回で早めに間違いに気づく
失敗4:連携の取りこぼしに気づかない
対策:月1回、連携エラーや未処理を確認/高額決済は明細が来たかチェック



失敗の原因って、機能じゃなくて運用なんだね…。










その通りです。だからこそ、最初に型を作るのが一番の近道です。





型があれば、迷わず続けられそう!
まずは「連携して候補が出る状態」まで作るのが近道
会計ソフトは、比較検討よりも「あなたの取引がちゃんと取り込めて、候補が出るか」で満足度が決まりやすいです。
最初のゴールは、口座・カードを連携して、仕訳候補が出る状態を作ることです。
まとめ|ラクにするコツは「連携→ルール→週1」+「OCRは上限を見て使う」


- 連携で明細を集め、仕訳候補で判断を減らす
- 自動仕訳ルールは頻出10件から育てる
- 週1回で登録する型を作ると、確定申告前がラクになる
- レシート撮影(AI-OCR)はプランごとに上限があるので、使う量に合わせて選ぶ










仕組み化できれば、記帳は作業から確認に変わります。





よし、まず連携して、頻出10件ルール化して、週1で回す!






