こんな方におすすめです。
・軽貨物で独立を考えている(未経験〜準備中)
・独立後に「どんな仕事があるか」を具体的に知りたい
・道具の抜け漏れを減らして、ムダな出費を避けたい
私は2018年に会社員をやめて軽貨物運送業で独立をしました。
軽貨物運送業は、軽バン・軽トラックなどの軽貨物車両で荷物を運ぶ仕事です。
実際に始めてみると「仕事の種類が多い」「必要な道具が意外とある」「体力の使い方が想像と違う」で戸惑いやすいです。
初めにお伝えしておきたいのは、軽貨物運送業は仕事のあてもないまま急に初めてもはっきりいって厳しいです。
飲食やサロンのように店舗を構えるわけではないので、自分で営業やチラシ配布、ホームページでの集客などをする必要があります。
自信のない方はまずはフランチャイズ(赤帽など)に加盟して、経験や顧客を獲得することをお勧めします。
この記事では私の経験を踏まえ、独立後に出会った仕事を整理しつつ、必要な道具もセットでまとめます。
最初に全部揃えなくても大丈夫です。仕事に合わせて“順番に”揃えるのが、いちばん失敗しにくいです。
軽貨物運送業の主な仕事内容


軽貨物運送業といっても仕事の内容は多岐にわたりますが、ここでは代表的な仕事の内容とそれに必要な道具を併せて紹介します。
主な仕事の内容
- 急ぎの荷物の搬送(チャーター便)
- 大手運送会社のフォロー(個配・企業配など)
- 大型トラックからの荷降ろし補助
- 引越し(単身〜状況次第で家族も)
先に結論を言うと、最初は「自分の得意に近い仕事」から入るのが安全です。
長距離が苦手ならチャーター便中心はしんどいですし、体力に不安があるなら荷降ろし補助は慎重に。
逆に、コツコツ回るのが得意なら個配で伸びやすいです。
ちなみに一番高単価が見込めるのはやはり引越しです。
急ぎの荷物の搬送
まずは、運送業として一番一般的な荷物の搬送です。
といっても、軽貨物車両なので大型トラック程の大量の荷物は積めません。
基本的には急ぎの荷物の直通(チャーター便)での搬送がメインになります。
「〇時までに〇〇まで届けてください」という感じですね。
よくある流れ
1)集荷場所へ向かう
2)荷物の確認(個数・破損・宛先)
3)時間厳守で届ける(受領サインなど)
4)完了報告(電話・アプリ・メールなど)
この仕事の一番のポイントは「遅れないこと」です。
遅延は信用の低下につながりやすく、内容によっては損害の話になることもあります。
無理なスケジュールは受けない判断も大事です。
直通での荷物の搬送の場合、一般的には距離制運賃を適用します。
仕事を受注した際に料金を決めてしまう場合と、走った距離によって請求するパターンがあります。
参考までに、以下赤帽での料金表です。


荷物の搬送に必要な道具
荷物の搬送に必要な道具
・カーナビ(または精度の高いナビ環境)
・作業用手袋
・ヘルメット・安全靴(状況により)
・モバイルバッテリー(保険として)
荷物の搬送に必要な道具としては、まずはやっぱりカーナビです。
日本全国どこに行くか分かりません。
例えば「夜に九州で荷物を引き取って、翌日の午前10時までに関西へ」という仕事を受けました。
私はカーナビがないと行けません。
最近ではGoogleマップなどのスマホナビも精度が上がっており、ほとんど問題なく利用できます。
ただし、充電の問題や圏外などにより通信が途切れる、着信が入った場合に画面が切り替わってしまう等の問題があります。
頻繁に知らない土地へ行かれるようなら、専用のカーナビを付けるのをおすすめします。
ちなみに私はパナソニックのゴリラを使用してます。
作業用手袋、ヘルメット、安全靴は基本です。ホームセンターやワークマンなどで入手しておきましょう。
大手運送会社のフォロー(個配・企業配)
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いわゆる配送業務です。個人宅や企業へ、複数個をルートで配ります。
案件によって「1件いくら」「コース単価」「時間制」など形が違います。
運賃としては1件〇円、又は場合により時給制を適用するケースもあります。
業務委託として毎日入っている軽貨物ドライバーも多くいらっしゃいますね。
特にアマゾン等ネットショップの普及により、一番需要が増えている業務でしょう。
不在時や置き配の問題、長時間労働などニュースで見かけますが、軽貨物運送業としては一番多い仕事でしょう。
配送業務に必要な道具
配送業務に関してもカーナビは必須。
もう一つ絶対に必要な道具が台車です。
配達する場所によっては車を離れた場所に停めざるをえない場合があります。
離れた場所から抱えて行くとなると、余計な体力を消耗しちゃいますよね。
私がおすすめするのはTRUSCOカルティオの折畳台車です。
ストッパーも付いており、軽くて丈夫で均等荷重200Kgまで対応してるので使いやすいですよ。
私の周りでも使用している方が多いです。
その他に必要な道具として、細かい点を挙げると
- ボールペン
- 作業用手袋
- 伝票を束ねるクリップ
- バインダー
となります。
最低限、上記の物は準備しておきましょう。
大型トラックからの荷降ろし補助


重たい物や大量の荷物を積んでる大型トラックからの荷降ろし補助です。
基本的に大型トラックのドライバーさんは1人で来られるので、1人では持てない荷物などを協力して降ろし、場合によっては設置までおこないます。
作業に数時間かかることもあれば、10分程度で終わることもあります。
料金は基本的にかかった時間で請求しますが、予め決めておく場合もありますね。
荷降ろし作業に必要な道具
工事現場での荷降ろしもありますので、作業用手袋の他に、併せてヘルメットと安全靴も準備しておきましょう。
- 作業用手袋(厚手)
- 安全靴(できれば)
- 腰サポーター(必要なら)
- ヘルメット(現場指定がある場合)
軽貨物運送業での引越し


作業内容はハードですが、一番稼げるのが引越しです。
引越しを請け負うのであれば、できれば軽トラに背の高い幌を取り付けた車両がベストですね。
バンだと背の高い荷物が積めなかったり、容量も小さいのでせっかく引越しの依頼を受けても断らざるをえない場合もあるからです。
請負うのは単身での引越しがメインですが、同業者を呼んでファミリーの引越しを対応することも可能です。
1台では載せられない量の荷物や、1人では運べない家具なども、仲間がいればなんとかなりますよね。
加盟金や月の会費は必要になりますが、赤帽などの組合に加盟しておいた方が、仲間も見つかりますし仕事の紹介ももらえます。
引越しで大事なこと
・荷物を傷つけない(養生が命)
・時間の見積りを甘くしない(繁忙時期は特に)
・搬入経路を確認する(階段、EV、駐車位置)
引越しの料金に関しては主に以下の基準で決まります。
- 引越し先までの距離
- 作業にかかる時間
- 搬入経路(階段など)
複数の車両で対応する場合は「上記で算出した料金×台数」となります。
基準を設定しておき、内容によって増減させるのが一般的です。
3月の繁忙時期には割増料金を設定するケースも多いですね。
引越し作業に必要な道具
引越し作業を請け負うにはたくさんの道具が必要になります。
- 傷防止のための毛布(たくさん)
- ドライバーなどの工具
- 大物運搬用の平台車
- キルティングパッド
- 輸送用ふとん袋
- ベッドマットカバー
毛布は運搬の際に荷物が傷つかないように使用します。
他にも冷蔵庫やタンスなどを養生する「キルティングパッド」、重たい荷物、大型の荷物を運ぶ「平台車」も必要になります。
工具類もベッドの分解や洗濯機などのアース線を外す際などに必要なので準備しておきましょう。
大物運搬用の平台車
平台車は冷蔵庫や大型家具などの運搬に使用します。
キャスターがしっかりしている物を選ばないとすぐに壊れてしまいますので、注意してください。
おすすめは私も使用しているトラスコの平台車です。
軽くて丈夫で音も静かなので使いやすいですよ。
キルティングパッド
キルティングパッドは冷蔵庫や洗濯機、家具などの養生に必要です。
養生した後でベルトを巻いて持ち手を作る場合もあります。
輸送用ふとん袋
ふとんは直接荷台に乗せると汚してしまうので、輸送用ふとん袋を使用します。
汚れた手でふとんを触らないように、できれば収納はお客さんにお願いしたいですね。
ベッドマットカバー
ベッドのマットレスに使用します。
ふとんと同じくマットレスも直接荷台に積むのはNGです。
軽貨物運送業まとめ
ここまでに紹介した仕事以外にも、いろんな仕事があります。
ある意味「何でも屋」みたいですね。
仕事の内容により必要な道具も様々なので、必要に応じて揃えるようにしましょう。
また、軽貨物運送業なら会計ソフトは【タックスナップ】がおすすめです。
タックスナップなら日々の帳簿付けから確定申告までスマホだけで完結できます。
運送業は待機時間も多い仕事なので、その時間を有効活用して帳簿付けをやってしまうのをお勧めします。







